このテーマの記事、ほんと世知辛い話しか出てこないですね。
そこに真正面から向かうのが、本ブログの3大テーマの一つなのですけど。
昨年の話ですが 「電撃文庫25周年」です。
今でもライトノベルはオタク界隈・そしてイラスト業界でのメインストリームと言えるでしょう。
25年です。初期のイラストレーターは50歳を超えていると予測されます。
還暦は迎えていないまでも
・老眼はじめ、体力低下
・メインストリーム分野なので流行追求は死活問題
となるので、「電撃文庫初期イラストレーターの現状」を探るという事は
高年齢イラスト作業における実状確認に有効と思いました。
記念すべき最初のタイトルは以下の通りです。
『漂流伝説 クリスタニア 1』
水野 良 (著), うるし原 智志 (イラスト)
『聖マリア修道院の怪談 極道くん漫遊記外伝』
中村 うさぎ (著), 桐嶋 たける (イラスト)
『ダーク・ウィザード 蘇りし闇の魔道士』
寺田 憲史 (著), 豊増 隆寛 (イラスト)
『瑠璃丸伝 当世のしのび草紙 1』
松枝 蔵人 (著), 池田 恵 (イラスト)
・・・もう既に泣きそうです。
水野良さんとうるし原智志さんしか知りません。というかこの二人が電撃文庫初期メンバーということにびっくりです。
とりあえず、現状を確認してみます。
・劣化や歪みはとくにみられず
・当時から絵のレベル・完成度が凄まじい為、成長度合いはそこまで大きくない。
・このレベルの大御所は流行を取り入れる必要が無い。
・流石に近年は大きな仕事が無く、アダルト界隈を中心にピンナップ系の単発仕事継続中
・漫画家として、2016年7月までの活動確認。以降ツイッターも停止
・絵は劇的に上達してるが、今風・絵で人気とれるレベルかというと微妙
・本作以外の仕事確認できず
・2016年までの仕事確認。正直、絵の古さが辛いです。
他の御三方の現状を追ってみたのですが、把握できませんでした。
人気落ちて生計が立てられなくなったことと思いますが、残念ながら
PIXIVやツイッター等のアマチュア無償では継続していないようです。