プロに教わり地力をつける為、今更ながら「デッサン教室」に通う事としました。
通い始めたのはこちらの教室です。
トライトーン・アートラボは、イラストレーターや漫画家など絵を描くお仕事に就いている方、アイデアを形にするご職業の方、デザイナーやクリエイター等を対象とした、プロ、セミプロ向けのデッサン学校です。また、趣味でマンガ・イラスト・・など絵を描いておられる方でも、デッサンを学びたいというお気持ちをお持ちであれば大歓迎です。
参照:トライトーン・アートラボ
「人に絵を教わる」を選択した経緯
・地力を鍛えるのには時間かかる
・2020年は付け焼刃(塗り)も身につけ、地力上達の時間を稼ぐ
PIXIVデイリーランキング入りを狙う戦略として、こちらを考えました。
それから塗り勉強を重視するようにしました。
・・・1枚当たりの時間が無茶苦茶かかるようになり、投稿ベースがガタ落ちしました。
塗りを強く意識するようになって描いた絵です。
今まで不勉強だった「塗り」に伸びしろがあるので、自分としては上手く出来たと思ってます。
でもこれ3週間ほどの開きがあるのですよね。他の絵も描いてたりしたからですが。
まずはこのクオリティの投稿ペースを上げる。一つずつ塗りの技術を身につける。
これが2020年の戦略です。
これで上手くいったらよいのですが、そう甘くないですし、またマグレで成功しても安定が望めません。
どうしても地力が必要です。
しかし、「何をすればイラストの地力がつくのか?」
この問いに明確な答えを持ってたらこの年齢までうだうだとしていません。自分でネットで調べても、無駄な行為を繰り返すだけの沼に落ちる事が容易に予測できます。
というわけで「人に教わろう!」という結論になりました。
デッサン教室を考えた理由
その選択肢で「デッサン教室」を選んだのには大きく分けて2つの理由からになります。
絵の上達の「思考」に触れた二人の講師の意見
以前に紹介したこれらの本があります。
それぞれの本でデッサンについては次のように説明されていました。
・必須ではない
・やった人はうまくなる
・やらなくても絵は上手になる
・絵の仕事において心強い土台となる
・上手く取り入れられれば、上達が早くなる
・人体の100%の情報を学ぶ方法
・目で見る「観察力」を高めるもの
・必須ではないが、したほうが効率は上がる
子供の頃から絵を描いてる人って別に技術的知識がある訳ではなく膨大な回数のトライアンドエラーを繰り返した結果なんです。
だから成長するのに10年、20年とかかる。
これをできるだけ短期で済ませる方法というのがデッサンなんですよ。幼少期から描いてる人はまず模写をする。
— ダテナオト (@datenaoto2012) October 24, 2019
トップイラストレーター二人の美大体験談
かなり昔の動画なのですが、lackさんのFRESH有料動画において、しらびさんゲスト回(配信枠52回)で「美大について」次のような意見がありました。
参照:(有料配信枠52)しらびさんゲスト枠 珈琲紳士の部屋
(会員登録すれば、今でもアーカイブで見る事ができます。)
・美大生は美大に入る前が一番絵が上手い
・美大はただ場所を貸してくれるだけの場所
・美大の予備校で習った事は勉強になった
(美大自体はあまり意味がなかった)
これらの情報より
・デッサンは必要か?
・美大は行ったほうが良いか?
という絵描きの永年の問いに仮説をたてることができました。
・デッサンは必須ではないが、したほうが基礎能力の伸びが早い
・美大は重要ではないが、「美大に合格する能力」を身につける事は大きな力となる
そこから導き出されたのが「デッサン教室に通う」というものでした。
池袋トライトーン・アートラボを選んだ理由
本当に幸運な事なのですが、様々な条件が整った結果です。
・「絵はすぐに上手くならない」の著者は「デッサン教室講師」
・そのデッサン教室は美大志望者向けではなく、社会人プロ向けである(初心者も受講可能、学生は不可能)
・私が職場の転勤により、昨年から東京住まいで教室に通う事が可能
せっかくの幸運を生かして、「トライトーン・アートラボ」に通ってみる事としました。
余談
成冨ミヲリさん=デッサン講師(池袋) というのは知ってたのですが、色々と踏ん切りがつかずに東京転勤から1年たっていました。ダテナオト氏のツイッターや本がなかったら永遠に決心つかなかったでしょうね。
自己投資に金銭惜しむべきでないとわかっているのですが、教室の月額12000円でした。東京は何でも高いですね。
資産運用してる身で、固定費12000円増は相当な痛手です。節約をもっと頑張る必要がありそうです。