消費税増税がいよいよ明日です。皆さんは何か買いだめとかしているでしょうか?
私はしています。9月下旬の買い物だけで5万円を突破しました。(買い過ぎ)
もちろん、それだけ買っても2%分は2000円にしかなりません。実際は各種増税前セールやクレジットカードの20%オフキャンペーンも利用していますのでもっと効果は高いのですが。
この買いだめの目的は一度「食品以外の出費を禁止」というエンゲル係数100%の生活を送る事で自分の買い物への常識を見直そうと思ったからです。
固定費の次に変動費の思い込みを消す
ミニマリストやエッセンシャル思考の本を読んでいて感じたのですが、何かを改善する時に最も邪魔になるのは「既成概念」です。
・車の所有
・マイホーム購入
・生命保険の加入
・貯金は大切、投資はギャンブル
・結婚は幸福、独身は不幸
これらはいずれも、日本の昭和世代では「当たり前」とされていた考え方です。
平成の不景気で、経済的に不可能という悲しい理由ではありますが、今では常識ではなくなりました。そして、経済的に無理というやむなき事情によるものではなく、個人の考え方によって「ミニマリスト」という物欲を徹底的に排除した生き方をする人々が登場してきました。
ミニマリストは自主的に行っている事なのでまだ良いのですが、最近は強制的にミニマリストにならざるを得ない「超節約族」という人々も出てきました。
昨今、極端な節約生活を長期にわたり実行している“超節約族”と呼ばれる若者が急激に増えているらしい。例えばツイッターで「節約生活」と検索すると、莫大な数がヒットし、自分の赤裸々な節約生活を恥ずかし気もなく、ごく普通に語っている。
節約生活ツイートで一番多いのは「貯金」「無駄使いしない」そして「何もしない」だ。中でも資本主義の側から見て最悪なのは“何もしない人々”だろう。休みとなればジッと自宅に引きこもり、定額のネット以外は“何もしない”で過ごす。
この話を知って考えたのですが、今の現代社会において
「ネット回線と健康的な食事さえあれば、十分楽しく生活できるのではないか?」
と思いつきました。
そんなわけで素人の思い付きですが、期間限定で疑似ミニマリスト的な生活を送るなかで「これは無くても大丈夫」「これを我慢するのは辛い」というような日々の買い物を振り返っていきたいと思います。
習慣化に必要な日数
今回はただのテスト的な挑戦なので「絶対にミニマリストになる!」というような決意もありません。ですが、目安として「人の習慣」が定着するまでの期間を確認してみました。
21日間
⇒有名な説
66日間
⇒新説 ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士の「人間の習慣化」に関しての研究より
100日間
⇒古くからある禅の修行日数より
結論から言いますと、個人差・環境差が大きすぎて科学的根拠のある日数は定まっていないようです。また、目標とする行動の性質にも大きく左右されます。
行動習慣(読書・勉強)
身体習慣(ダイエット・早起き)
思考習慣(プラス思考など)
後者ほど難易度が高くなるようです。日々の消費活動はやはり思考習慣に分類されるでしょうか。自主的に変えるのは難しいでしょうが、せっかく増税開始月というお祭り期間です(悪い意味でですが・・・)
あまり気負わずに挑戦したいと思います。