創作

小畑健さんはスタンディングデスクではありませんでした【夏イベ備忘録③】

7月13日~8月12日において小畑健先生の個展「NEVER COMPLETE」が開催されました。

中には「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」「プラチナエンド」等の人気作の名場面生原稿が多数展示されました。 (黒歴史の学級裁判・ブルードラゴンもちょこっとだけ掲載)

生原稿を見た第一印象は

「綺麗すぎて印刷物との違いがわからない」

というものでした。

他の漫画家の原稿を以前見たことありますが、もっとホワイトでの修正箇所がありライブ感があるものでした。
その為、今回の原稿は人が描いた物と思えず、見応えが無かったというのが
本音ではあります。

但し、最後のコーナーだけは違いました。

プラチナエンドの設定画から始まる多数のラフ画
カラーイラスト完成まで各工程の紹介
小畑健先生 インタビュービデオ

等、私好みの内容が揃っていました。
それまでのコーナーは流し見で済ませ、最終コーナーに入り浸ってました。
その際のビデオインタビューでの気づきを以下に記します。

机はとくに変わったところなし、正直安そうなごくごく普通の机
椅子は流石にハーマンミラー系(型式まではわからず)
ヘッドレストの無い品
絵を描く事を始めた時期、「1日1枚」を心がけていた
約3~4種類の眼鏡があった(老眼鏡を使い分けている?)

基本内容は漫画家に至るまでの経歴や作品においての心情的なものでした。一般人でも模倣可能なものはこれくらいです。

で、当たり前と言えば当たり前ですが・・・

机がスタンディングデスクではありませんでした。

実際に絵を描く姿も映像にありましたが、背を大きく曲げてライトボックスに向かう姿

見ているだけで首と肩が痛くなるのですが私だけでしょうか・・・?

小畑先生は1969年生まれとのことで、今年50歳になります。今後もますます活躍して欲しいとファンとして思います。

しかしその一方、私個人として「50歳を越えたクリエイター」の作品が成長するのか、維持止まりか、それとも歪み劣化してしまうのか気になる所です。

 

カグラ
カグラ
プラチナエンドの作画は神がかってます